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チップソーについて

種類が色々とありますが、どのチップソーを選べば良いのですか?

チップソーは、機能(切れ味・耐久性)、使用場所、対象物によって選んでください。
種類によって、チップの形状や研磨方法・刃数などが違います。当社製品の場合は、下記の表になります。

チップソーの選び方 ※評価基準 すごくよい ◎ / よい ○ / 普通 – /
使用場所
荒地や石の多い所
対象物 商品名 サイズ×刃数 チップの埋込み 刃形状 耐久性 切れ味 軽さ 特徴
230mm 255mm
雑草 ザッカル接地刈 36P 40P コブ付斜め埋込み 刃形状 草の絡み防止、接地刈り、石に強い
雑草、笹、雑木 S-1 36P 40P コブ付斜め埋込み 両側刃   石に強い、笹も刈れる
雑草、笹、雑木 S-1軽量 36P 40P コブ付斜め埋込み 両側刃 石に強い、笹も刈れる
雑草 頑固荒刈 36P 40P 直角埋込み 両側刃   とにかく石に強い

 

使用場所
畦・公園・庭
対象物 商品名 サイズ×刃数 チップの埋込み 刃形状 耐久性 切れ味 軽さ 特徴
230mm 255mm
硬い草 ザッカルからまん刈 42P 46P 斜め埋込み 両側刃 草の絡み防止
雑草 飛龍 36P 40P J型埋込み 両側刃   切味抜群
雑草 金龍 36P 40P J型埋込み 両側刃   草の絡み防止
雑草 ブラックシャーク 36P 40P J型埋込み 両側刃   切味抜群
雑草 イエローシャーク 36P 40P J型埋込み 両側刃   草の絡み防止
雑草 早刈一番 36P 40P 斜め埋込み 両側刃 笹も刈れる

 

使用場所
山裾から山林
対象物 商品名 サイズ×刃数 チップの埋込み 刃形状 耐久性 切れ味 軽さ 特徴
230mm 255mm
雑草、笹、雑木、竹 白龍 36P 40P J型埋込み 千鳥刃   竹も刈れる
雑草、笹、雑木、竹 切技一番 54P 60P 斜め埋込み 千鳥刃 竹も刈れる
雑草、笹、雑木、竹 ホワイトシャーク 36P 40P J型埋込み 千鳥刃   竹も刈れる

 

使用場所
畦・公園・庭で小石の多い所
対象物 商品名 サイズ×刃数 チップの埋込み 刃形状 耐久性 切れ味 軽さ 特徴
230mm 255mm
雑草 青龍 36P 36P J型埋込み 両側刃 笹も刈れる
雑草 レッドシャーク 36P 36P J型埋込み 両側刃 草の絡み防止、接地刈り
雑草 ブルーシャーク 36P 36P J型埋込み 両側刃 笹も刈れる

 

使用場所
水田など水際・畦・狭い場所
対象物 商品名 サイズ×刃数 チップの埋込み 刃形状 耐久性 切れ味 軽さ 特徴
230mm 255mm
雑草 水際の達人 155mmx8P 斜め埋込み 片刃     小回り抜群、水際で抜群の効果

 

使用場所 電動・充電式刈払機をお使いになる場所で
対象物 商品名 サイズ×刃数 チップの埋込み 刃形状 耐久性 切れ味 軽さ 特徴
200mm 230mm
雑草 3Sホワイト 30P 32P J型埋込み 両側刃 電動・充電式刈払機に

 

外径に色々なサイズがありますが、どのサイズを使用すれば良いのですか?

外径のサイズは主に230mmと255mmの2サイズです。ご使用の刈払機メーカーが推奨する外径サイズのものをご使用ください。
小型エンジンで大きいサイズをつけると、負荷が大きくなるため作業効率も悪く、燃費も悪くなります。エンジン排気量の大きさに合ったサイズのチップソーを使用してください。

刃の形状の違いについて教えてください。

チップソーは刃型の種類によって、特長・用途が異なります。

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チップの埋め込みかたによる違いを教えてください。

当社のチップソーの場合は以下の4種類が主な埋め込み方となっています。

斜め埋め込み スタンダードな埋め込み方です。
接着面積が大きいので衝撃に強くチップとびがし辛いのが特徴です。
切味と耐久性を両立させた埋め込み方です。
こぶ付斜め埋め込み 斜め埋め込みにコブを追加した埋め込み方です。
コブが小石をはじき、次のチップに小石が当たることを防ぐため、
チップ欠けも少なく、長く使用して頂ける埋め込み型です。
石の多い荒地などで使用するチップソーに多く採用されています。
J型埋め込み チップに直接草が当たりやすいように刃底と呼ばれる部分を浅くした埋め込み型
で、切れ味が非常によい当社独自の埋め込み型です。本来この埋め込み型は耐久性
が落ちるのですが、衝撃吸収スリット採用により耐久性も兼ね備えています。
龍、シャークのシリーズに採用されています。
直角埋め込み 超硬チップをチップソーの中心に対して直角に埋めこんだ刃形状です。
切味は落ちますが、とにかく石に強く、チップ欠け知らずの埋め込み形
です。頑固荒刈に採用されています。

どの刈払機にも取付は可能なのでしょうか?

現在日本で製造されているエンジン式刈払機は、取付穴が25.4mmで統一されています。
当社製品も、取付穴は全て25.4mmで製造していますので、どこのメーカーのエンジン式刈払機でも取付け可能です。
充電式、電動式は機種によって取付穴が異なりますので、ご確認ください。25.4mmの取付穴であれば取付可能です。

刃先を斜めにして草刈をするため、地面に刃先が入ってしまったり、地面に刃先が入らないように草の先の方を刈ったりし、一定の高さできれいに刈る事ができません。上手な草刈の仕方ってあるのでしょうか?

一定の高さできれいに刈るためには、当社チップソー「レッドシャーク」「ザッカル接地刈」を使用してください。「レッドシャーク」「ザッカル接地刈」は台金の形状が皿状になっているため、地面に置いてそのまま刈る事が出来ます(接地刈り)。 草刈が苦手な方でも「レッドシャーク」「ザッカル接地刈」で草刈をすれば、上手に草を刈れます

チップがすぐにとんでしまったのですが

チップソーの取り付け方向をご確認ください。逆に取り付けられるとチップがすぐにとんでしまいます。
弊社チップソーに関しては印字面、シール貼付面が表面であり、
刈払機に取付けて、作業する姿勢で刈払機を持った時に印刷面が見えると取付け方向は合っています。
また、往復刈(草を刈った後、戻す動きで草を刈る)をされましてもチップとびの原因となります。

チップソーのチップが破損したのですが、チップの付け替えはできないのでしょうか?

チップの付け替えはできません。チップは一つ一つロー付けしていますので、破損した場合にチップのみの付け替えはできません。

斜面の草刈に苦労します。何か良い方法はないでしょうか?

作業時にすべり止めのついた靴を履いてください。また、刈払機には背負い式やループハンドル、
両手持ちのものがありますので、斜面の草刈に適した刈払機を販売店様とご相談ください。

使用済のチップソーは不燃物ゴミに出していますが、リサイクルは出来ないでしょうか?

リサイクルはお近くのスクラップ屋さんへ出してください。

刃の交換の時に工具なしで出来ないでしょうか?

刃の交換は工具なしでは出来ません。刃の交換にはボックスレンチが必要となります。
当社ではボックスレンチとドライバーが一体となった専用のコンビスパナがあります。

チップソーの手入れの仕方を教えてください

作業の後は必ずチップの欠け・割れの有無を調べ、欠けや割れのあるチップソーは新しい刃と交換してください。
また、チップはサビませんが台金はサビますので、保管する際は防錆油でふいてから保管してください。

草刈作業をする際に気をつける事はありますか?

草刈作業で一番気をつけて頂きたいのが、怪我や病気です。怪我を防止するために、以下の注意事項を必ずお守りください。また、暑い季節に草刈をしますので、こまめに休憩をとり、水分補給して熱中症や日射病の予防をしてください。

刈払機の安全な使い方を教えてください

刈払機は手で振らず、体の向きで操作しましょう。体と刈払機が一体となって重心移動を行い、リズムある動作で作業すれば体への負担が少なく草刈りができます。
両足は肩幅よりやや広げ、右足を前に出し、すり足で前進しながら刈刃を右から左へ振ります。
続いて左足をすり足で進めながら刈刃を右に戻します。この繰り返しで半歩ずつ前進します。
(慣れれば刈刃半径分を二度振りして前進する)

 


 

一般的な刈払機は、刈刃が反時計回りに回転します。
刈刃の先端部と右側90°の範囲で、切り株などの障害物に接触すると、刈刃の回転方向の反対側へ跳ね返る「キックバック」が起こり大変危険です。
必ず刈刃の左側の前「草を刈る位置」で刈りましょう。

 


 

刈刃は地面から数センチ浮かせ、刈刃を左側に5~10°傾けて刈ると草が左側に寄るので作業しやすくなります。
地面から浮かせることで石などの硬質異物と接触しにくくなるため、安全に草刈りができます。
常時浮かしながらの草刈りが難しい方は刈払機安定板などを用いると良いでしょう。
※無理な力で刃先を地面を押しつけたり、地面に食い込ませたり、地面を削るような使い方は割れや偏摩耗、飛散物の危険があるのでおやめください。


さらに詳しい刈払機の使い方や注意事項は 一般社団法人日本農業機械工業会の刈払機の正しい使い方(PDF)をご覧ください。
刈払機の正しい使い方(PDF)
一般社団法人 日本農業機械工業会 HP